総務省が公表した「家計調査報告(貯蓄・負債編)―2021年(令和3年)平均結果―(二人以上の世帯)」によると、二人以上世帯の貯蓄現在高の平均値は1880万円で、前年より89万円増えています。

一方、貯蓄保有世帯全体を二分する中央値は、1104万円(前年1061万円)となっています。

また、負債現在高の平均値は567万円で、前年より5万円減少しています。

人生100年時代を迎えている今日。老後の資金に不安を抱えている人は多いでしょう。

今回は、リタイヤを間近に控え、貯蓄のラストスパートとなる50歳代の貯蓄を解説していきます。