春から秋まで長い間咲き続けてきたバラ(※編集部注)も、そろそろ終焉のとき。よく見ると咲き終わったあとに小さな赤い実を付けていることがあります。
この赤い実はローズヒップと呼ばれ、バラの品種によって形はさまざま。花材や食用としてよく利用されます。
今回はローズヒップを活用する方法や、実がなりやすいバラの品種を紹介します。
【※参考記事】【11月のガーデニング】草花&バラのお手入れポイントは?晩秋に咲く花々も紹介!
ローズヒップとは?
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ローズヒップはバラの実で、10~11月にかけて収穫できます。色は赤や紫、オレンジ色などで、形は円形から楕円形まで多種多様。中には種があり、交配品種を作るときに活用します。
ローズヒップはすべてのバラに必ずできるというものではありません。実が付きやすいのはオールドローズと呼ばれる原種のバラ。品種改良されたバラと比べると強健な性質で、初心者でも育てやすいバラです。
【ローズヒップ】キュートな赤い実は、食用にも装飾用にも活躍
食用としての使い方
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ビタミンCを豊富に含んでいるとされるローズヒップ。風邪の予防に効果的といわれ、ヨーロッパでは古くから薬用としても利用されてきました。ほのかな酸味があり、ティーやジャムなどに利用できます。
ただし気をつけないといけないのは、食用に向かない品種もあること。またアレルギーのある方や妊婦さん、小児や高齢者の方は、かかりつけの医師に相談してから摂取しましょう。
装飾用としての使い方
ローズヒップは鮮やかな色合いとコロンとした愛らしい形が魅力的。乾燥しても実が落ちず変色しないので、フラワーアレンジメントやリースなどの花材としてもよく利用されています。
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真っ赤な実は緑色の葉によく映え、収穫時期が晩秋なのでクリスマスリースにもピッタリです。
「ローズヒップが採れるバラ」オススメ品種5選
ノイバラ
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シンプルな白の一重咲きで素朴な印象のノイバラ。香りが強く、日本全国で自生するつるバラです。
強い性質を利用して、品種改良された新種のバラを接ぎ木する土台として使われています。※参考価格:2000~3000円前後(大苗)
ロサ・カニナ
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ロサ・カニナはヨーロッパに自生する原種バラ。日本のノイバラのように、ヨーロッパでは接ぎ木の台木として広く知られています。
トゲがほとんどなく、ピンクの一重咲きが可憐なバラです。※参考価格:2000~3000円前後(大苗)
ゴージャス系のオールドローズ2種。キュートなローズヒップも楽しんで!
ロサ・ルゴサ
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日本原産で濃いピンク色の大きな花が咲くロサ・ルゴサ。和名で「ハマナス」とも呼ばれ、日本の海岸でよく見かけます。
ローズヒップは大きな球形で、ジャムなどによく利用されています。※参考価格:2000~3000円前後(大苗)
ロサ・モエシー
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原種バラとしては珍しい鮮やかな赤い花色で、ゴージャスな雰囲気のロサ・モエシー。
やや突き出たような黄色いシベとのコントラストがキレイです。旺盛に枝を伸ばして大きく生長します。※参考価格:3000~4000円前後(大苗)
和風シックな「ロサ・グラウカ」の花が咲き終えたら…。
ロサ・グラウカ
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ロサ・グラウカは銀色を帯びた葉が個性的。
中央が白く抜けたピンク色の花弁は細長く、小さく控えめな花姿に「和」の雰囲気を漂わせます。ほとんどトゲがないのもうれしいところです。※参考価格:2000~3000円前後(大苗)
まとめにかえて
花が咲き終わった晩秋のローズガーデンはややさびしい印象。バラ満開の時期が懐かしくなりますが、もうひとつのお楽しみは最後にローズヒップを収穫できることです。
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真っ赤な実が秋の風情をかもしだし、野鳥たちも実を求めて集まってくるかもしれません。
食用にする際は注意が必要ですが、ローズヒップができるバラを育てて自然の恵みを楽しんでみませんか。
