11月は和暦では「霜月」と呼ばれ、朝夕は暖房が欲しくなるほど冷え込むようになります。日に日に気温が下がり、秋から冬へと季節が移り変わるのを実感する時期。

庭は花が少なくややさびしくなりますが、ガーデナーにとっては本格的な冬が来る前に済ませておきたい庭仕事が山積みです。

今回は11月にやっておきたい草花とバラのお手入れ(※編集部注)や、11月に咲く花を紹介します。

【※参考記事】【ガーデニング】バラを鉢植えで楽しむ。育て方のコツ&鉢植え向き品種・おすすめ5選

11月のガーデニング、草花のお手入れ方法は?

球根の植え付け

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onepony/istockphoto.com

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10月に引き続き11月は春咲き球根を植え付ける適期です。寒くなると球根が育たなくなるので今月がラストチャンス。霜が降りる前に植え付けを完了させておきましょう。

春植え球根の掘り上げ

耐寒性が低い春植え球根は秋に掘り上げます。葉が黄色くなったら掘り上げのタイミング。

乾燥しないように、湿らせたおがくずやバーミキュライトなどに埋めておくと安心です。

咲き終わった一年草の引き抜き

春から秋まで咲き続けた一年草もそろそろ終焉のときを迎えます。種を付けていたら来春のために採取するのを忘れずに。

土の中に根が残らないように深めに掘り起こし、次に植える植物のために土をよく耕しておきましょう。

花苗の植え付け

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Alexander Raths/istockphoto.com

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11月になるとバンジーやハボタンなど冬から春にかけて庭を彩る一年草の苗が市場に出回ります。耐寒性のある多年草もこの時期に植え込むのがオススメ。

人気の品種はアッという間に売り切れてしまうので、早めに手に入れておきましょう。

多年草の冬越し対策

多年草は枯れてしまった葉茎を短くカットして冬越しさせます。常緑の多年草はそのまま残しておくと冬の花壇を彩ってくれるでしょう。

新しい芽がすでに出ているもことあるので、腐葉土などでマルチングして乾燥と寒さから守ります。

寒さに弱い植物の保護

寒さに弱い鉢植え植物は日当たりのよい軒下や室内などに移動します。

耐寒性の低い多年草も掘り上げ鉢植えにして取り込むと、霜に当たらないので安心です。室内に入れた鉢植えは、ときどき外に出して日光浴させてあげましょう。

11月のバラ「お手入れ方法は?」

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Juri Kononov/istockphoto.com

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大苗の植付け

バラの大苗がそろそろ店頭にも並ぶ時期。大苗の植え付けは11月~2月頃が適期です。

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Ludmila Kapustkina/istockphoto.com

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購入した苗はそのまま放置せず、早めに植え付けるのがオススメ。植え付け後はたっぷり水やりして、根元にマルチングを施しておくとよいでしょう。

花摘み

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Maryviolet/istockphoto.com

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秋に咲いたあとの花ガラを切り落とします。なかには11月になってもつぼみをつけているバラもありますが、キレイな花は期待できないので株を充実させるために取り除いておきましょう。

病害虫防除

寒くなっても黒点病や害虫は発生します。「どうせ落葉するから…」と放置せず、光合成できる元気な葉が少しでも多く残るように、被害が広がる前に対処してください。

水やり

水やりは徐々に頻度を少なくします。地植えは雨水にまかせておけば、とくに水やりの必要はありません。鉢植えは土の表面が乾いたら水を与えましょう。

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namaki/istockphoto.com

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次では、秋の空に映えるステキな花々を紹介していきます。

秋空に映える!11月に咲く花オススメ5選

アメジストセージ

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sasimoto/istockphoto.com

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名前通りアメジスト色のシックな紫色に秋らしさを感じるアメジストセージ。

ベルベットのようなフワフワした質感が個性的です。地下茎で旺盛に繁殖します。※参考価格:400~600円前後(3号ポット苗)

バコパ

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Kostrikina Myroslava/istockphoto.com

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バコパは小さな花が可憐な多年草。葉は常緑なので花がなくなっても観賞できます。

春から秋までが開花時期ですが、高温多湿に弱いため夏は開花を休んで秋にまた咲き始めます。※参考価格:200~300円前後(3号ポット苗)

晩秋の庭を華やかに彩る「パンジー・ビオラ&皇帝ダリア」

パンジー・ビオラ

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Free art director/istockphoto.com

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冬から春の花壇を華やかに彩るパンジーやビオラ。初心者でも育てやすく、花壇の定番花として高い人気を誇ります。

長い間咲かせるために、花ガラはこまめに取るのがオススメです。※参考価格:100~300円前後(3号ポット苗)

皇帝ダリア

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magicflute002/istockphoto.com

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皇帝ダリアは茎が木質化して背丈が高く伸びるのが特徴。堂々とした花姿はまさに皇帝の威風を感じさせます。

日が短くならないと花芽をつけないので、近くに街灯などがない場所で育てましょう。※参考価格:1500~2000円前後(3号ポット苗)

秋空に映える「サフラン」は、スイート&スパイシーな香りが魅力

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Rawf8/istockphoto.com

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クロッカスの一種でパエリアの色付けでも知られるサフラン。

花には甘い芳香があり、しべからはスパイシーな香りが漂います。

紫の花弁と赤や黄のしべのコントラストがキレイです。※参考価格:100~200円前後(一球)

まとめにかえて

11月のガーデニングは春から秋までの庭の後始末と、冬から春にかけての準備でなにかと忙しくなります。日の入りの時間が次第に早まってくるので、テキパキと作業を進めないとすぐ夕暮れに。

冬が訪れる前に庭のお手入れを済ませて、次のシーズンにまた花がたくさん咲くのを心待ちにしましょう。