借入金残高の最多は30歳代だが、60~70歳代で増加傾向も
次に、実際の借入金や住宅ローンの残高を見ていきましょう。
借入金残高(住宅ローン残高)
- 20代 :1567万円(1600万円)
- 30代 :2349万円(2284万円)
- 40代 :1690万円(1638万円)
- 50代 :1210万円(1070万円)
- 60代 :1492万円(920万円)
- 70代以上:1396万円(816万円)
全世代の平均借入残高は1587万円、平均住宅ローン残高は1399万円となっています。
借入金残高および住宅ローン残高が一番高いのは、30代です。30代は住宅を購入する人が多いため、住宅ローンが残っていると考えられます。
住宅ローン残高だけを見ると、30代をピークに、年齢を重ねるにつれて順調に返済し、ローン残高が減っていくことが分かります。
一方、借入金残高は50代で最も低くなりますが、60~70代は50代の頃よりも増えています。
医療費、生活費など、住宅以外にお金が必要となり、借入金を増やしてしまう高齢者もいると考えられます。