【ガーデニング】巨匠ウィリアム・モリスが愛し、描いた「優しき草花」8選 ”モリスデザイン”のモチーフになった植物たち

7. 【ハニーサックル】旺盛にツルを伸ばす姿は、モリスデザインでも鮮やかに

ハニーサックルは濃厚な甘い香りが魅力のツル性植物。名前どおり甘い蜜があり、ミツバチが好んで集まります。上下に咲き開く細い花弁と突き出たおしべとめしべが個性的な花姿。

モリスのデザインには旺盛に枝を伸ばして広がるハニーサックルが鮮やかに描かれています。日なたから半日陰までで育てられ、丈夫で育てやすい植物です。※参考価格：700～1000円（3号ポット苗）

8. 【デージー】モリス初期作品にも登場。飾り気ない野の花の優しさ

デージーは丸いボタンのような花がキュート。赤やピンク、白の小さな花が冬から春にかけて庭を彩ります。細くて短い花弁が集まり、モコモコした愛らしい花姿に心癒やされるでしょう。

《デージー》はモリスの初期の作品。シンプルなモチーフで野の花の優しさを巧みに表現しています。日当たりのよい場所で、水切れさせないように育てましょう。※参考価格：100～300円前後（3号ポット苗）

モリスが愛した「野趣あふれる、優しき草花」

四季折々の草花をモチーフとしたウィリアム・モリスのデザイン。自然の中から生まれた美しいパターンは、ファブリックや壁紙の図柄として息の長い人気を保ち続けています。

モリスが愛した草花は、イギリス田園地方の庭に咲く野趣あふれるものばかり。モリスデザインを部屋に飾って自然の恵みを感じながら、デザインに描かれているカワイイ植物を庭で育ててみませんか。