1.2 賃貸入居者向けの火災保険を選ぶポイント

賃貸入居者向けの火災保険を選ぶポイントの一つは、補償内容を確認したうえで価格を比較することです。

賃貸入居者からすれば、できる限り費用を節約したいでしょう。しかし、リスクに備えるために加入する保険なのに、必要な補償が受けられなければ本末転倒です。

火災などの基本的な補償に加えて、「借家人賠償責任特約」が付帯されているかどうかは必ず確認してください。

他の保険で個人賠償責任保険に加入していない場合は、下の階への漏水などのリスクに備えるためにこちらも付帯することをおすすめします。

ハザードマップを確認して、水害リスクの高い地域である場合は水災補償の付帯も検討してみましょう。

最近では、インターネット上で契約ができる賃貸入居者向けの火災保険があります。ネット上ですぐに加入できるうえに、一般的な火災保険よりも保険料が安く設定されているケースが多いのが特徴です。

できる限り火災保険料を抑えたい場合は、ネット上で契約が完結するタイプの火災保険も検討してみてください。