1. 厚生年金保険料は収入に応じて支払う

現役時代に払う厚生年金の保険料は、収入に応じて異なります。

ちなみに令和4年度の金額は以下の通り。

出所:令和2年9月分(10月納付分)からの厚生年金保険料額表(令和4年度版)

厚生年金の保険料は32等級に分かれており、毎月の給与と賞与に一定の保険料率をかけて計算され、事業主と折半して納付します。

たとえば標準報酬月額が20万円であれば折半された月の保険料は1万8300円になりますが、38万円であれば3万4770円になります。

このように納める保険料は収入に応じて違うだけでなく、加入月数によっても受給額は変わります。

女性の場合、育児や介護で専業主婦となったり、子どもが育ってきたら扶養内のパートで働かれたりする方も多いでしょう。

次に平均的な女性の厚生年金受給額も確認しましょう。