1. 厚生年金保険料は収入に応じて支払う
現役時代に払う厚生年金の保険料は、収入に応じて異なります。
ちなみに令和4年度の金額は以下の通り。
厚生年金の保険料は32等級に分かれており、毎月の給与と賞与に一定の保険料率をかけて計算され、事業主と折半して納付します。
たとえば標準報酬月額が20万円であれば折半された月の保険料は1万8300円になりますが、38万円であれば3万4770円になります。
このように納める保険料は収入に応じて違うだけでなく、加入月数によっても受給額は変わります。
女性の場合、育児や介護で専業主婦となったり、子どもが育ってきたら扶養内のパートで働かれたりする方も多いでしょう。
次に平均的な女性の厚生年金受給額も確認しましょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。