何のためにお金を貯めるのか
別の調査もみてみましょう。転職サービス「doda」が行った【2022年最新版】「ボーナス平均支給額の実態調査」によると、ボーナスの平均支給額は年間105万1000円(冬:49万6000円、夏:50万1000円)でした。
先ほどの調査とは調査対象が違い、正社員を対象にしているためやや高い水準になっています。
同調査では、「ボーナスの使い道」として全体の42.0%がボーナスの半分以上を“貯金に回す”と回答しています。
次の冬のボーナスも同等がもらえるかは不明ですが、やはり「貯蓄」に回す人が多いと予想できます。
一方で、貯蓄する場合の「目的」は何でしょうか。多くの場合、その目的はあいまいなもので、生活防衛費として漠然と貯めがちです。
「貯蓄」自体が目的となってしまうと、モチベーションを維持するのも難しいですし、何より「使っていいお金」が明確でない分、今の生活を十分に楽しめないことにつながります。
ボーナス支給日までの時間を使い、何のためにいくら貯蓄するのかマネープランを立ててみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 株式会社ヒューネル「2022年冬のボーナスはどうなる?男女500人に聞いた冬期賞与の予想金額と使い道。コロナ禍で金額が減ったのは33%」
- 転職サービスdoda「【2022年最新版】「ボーナス平均支給額の実態調査」発表!年間ボーナス平均支給額は105.1万円で、昨年より約5万円増加」
太田 彩子