何のためにお金を貯めるのか

別の調査もみてみましょう。転職サービス「doda」が行った【2022年最新版】「ボーナス平均支給額の実態調査」によると、ボーナスの平均支給額は年間105万1000円(冬:49万6000円、夏:50万1000円)でした。

先ほどの調査とは調査対象が違い、正社員を対象にしているためやや高い水準になっています。

同調査では、「ボーナスの使い道」として全体の42.0%がボーナスの半分以上を“貯金に回す”と回答しています。

次の冬のボーナスも同等がもらえるかは不明ですが、やはり「貯蓄」に回す人が多いと予想できます。

一方で、貯蓄する場合の「目的」は何でしょうか。多くの場合、その目的はあいまいなもので、生活防衛費として漠然と貯めがちです。

「貯蓄」自体が目的となってしまうと、モチベーションを維持するのも難しいですし、何より「使っていいお金」が明確でない分、今の生活を十分に楽しめないことにつながります。

ボーナス支給日までの時間を使い、何のためにいくら貯蓄するのかマネープランを立ててみてはいかがでしょうか。

参考資料

太田 彩子