5. まとめ
公的年金シミュレーターを使って「パワーカップル」で実際にどのくらい年金支給額があるのかを見ていきました。
厚生年金加入者の場合、将来の年金受給額は今の年収にある程度連動します。とはいえ、厚生年金保険料を決める等級には上限があります。
つまり、どれだけ多く稼いでも一定以上の年金額は望めないのです。
またフリーランスの場合は国民年金のみなので、そもそも今の収入は年金に関係ありません。老後の生活を考えると、早めの対策が必要になるでしょう。
今は元気でも、老後という時代は必ずやってきます。今はつみたてNISAやiDeCoなど、国も老後対策の制度を用意してくれていますので、ぜひ将来の準備について、考え始めてみましょう。
参考資料
足立 祐一
執筆者
兵庫県芦屋市出身。同志社香里高校・同志社大学政策学部卒業後、損保ジャパン日本興亜(旧日本興亜損保)へ入社。保険代理店への保険商品案内営業に従事。その後、実際に窓口でお客様へ提案したいとの思いから東京スター銀行のリテール営業へ転身。2011年より現在までファイナンシャルアドバイザーとして個人のお金の悩みを解決してきた。2012年より個人販売の全行員内ランキングでは9年間で10位以内から一度も落ちることなく、2014年2位 2019年3位 2020年1位 2021年2位と安定して好成績をおさめた。また周囲への育成にも力を入れており、2014年以降8年連続で途中2度の転勤もありながら、所属支店の成績を31店舗中1位にしてきた。現在は個人向け資産運用会社にて、資産運用のサポート業務をおこなう。一種外務員資格(証券外務員一種)、生命保険販売資格、損害保険販売資格、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)を保有。