2022年、年金法が大きく改正されました。

人生100年時代における「長く生き、長く働くこと」を前提とした年金法の改正ともいわれています。こうしたニュースを目にする度、老後が不安だと感じる方も多いでしょう。

2021年12月に厚生労働省が発表した「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、厚生年金の「平均額は約14万円」となっています。

しかし、厚生年金は現役時代の収入により個人差が出るため、平均額を鵜呑みにするのはリスクがあることでしょう。

そこで、今回は公的年金制度の基本となる仕組みをおさらいしながら、「厚生年金の注意点」についてまとめていきます。

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