ゆとりある老後の費用とは
では、ゆとりある老後を送るための費用とは、具体的にどんな項目を指すのでしょうか。同資料からその回答を見ていきましょう。
- 旅行やレジャー:60.0%
- 日常生活費の充実:48.6%
- 趣味や教養:48.3%
- 身内とのつきあい:46.2%
- 耐久消費財の買い替え:31.7%
- 子どもや孫への資金援助:19.4%
- 隣人や友人とのつきあい:12.5%
「老後の楽しみ」としてイメージしやすいのが旅行や趣味です。そうした生活を送るために、月額で約38万円の生活費が必要だと考えられていることがわかります。
老後費用「年金」を見限っている人は多い
現役世代からすると羨ましい限りの数字ですが、それほどまでの高額な金額を「年金」で受け取れるとは思えません。
実際、「自分の老後の日常生活費を公的年金でまかなえると考えているか」という質問項目に対し、「まかなえると思う」は 23.2%、「まかなえるとは思わない」は 73.9%でした。
ゆとりある老後の資金どころか、日常の生活費でさえも年金でまかなえないと考える人が大多数というのが現状です。
また5割以上が「自助努力志向」となり、何らかの老後対策を自助努力で行っていると考えられます。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)