所得の裏で見過ごされる家庭の事情にも考慮を

児童手当とは、子育ての適切な実施を図るため、家庭等における生活の安定に寄与するとともに、次代の社会を担う児童の健やかな成長に資することを目的とした制度です。

しかしその「生活」は、家庭差が大きいもの。

高所得ゆえにパートナーが激務であったり、多子世帯、また親や子どもが持病を抱えている、障害児や医療ケア児を育てている、育児とともに介護もしているダブルケアなどさまざまな事情を抱えるご家庭もあるでしょう。

所得だけでははかれない事情はあるものの、所得を目安に子どもに対する手当が減額、また廃止されてしまうことに、今後も疑問の声が続くと考えられます。

 調査概要

  • 調査日:2022年10月21日(金)実施
  • フォロワー数:2759人(調査時点)

参考資料

宮野 茉莉子