課長の年収は平均900万円?貯蓄額やお小遣いはいくらか
課長の平均年収はやっぱり高い?
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ビジネスコーチ株式会社は2022年10月25日、「日本の課長調査」の結果を公表しました。それによると、課長の年収は平均885万円、最も高いのは企画課長で943万円となったことがわかりました。
そこで今回はこの調査結果を詳しく見ていきます。そのうえで、日本の平均年収の実態も確認していきましょう。
課長の平均年収885万円!業務内容別にもチェック
今回の調査概要は下記の通り。
- 調査タイトル:日本の課長調査2022
- 調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする従業員数300人以上の企業に勤める20歳~69歳の課長
- 調査地域:全国
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2022年8月25日~8月30日の6日間
- 有効回答数:1000サンプル
- 実施機関:ネットエイジア株式会社
調査では、全回答者(1000名)に、個人年収を聞きました。
その結果、年収は「700万円~800万円未満」(15.4%)や「800万円~900万円未満」(14.0%)、「1000万円~1100万円未満」(14.7%)回答が多く、平均は885.2万円でした。
業務内容別にみると、個人年収の平均は、企画(942.8万円)が最も高くなりました。ついで技術(938.3万円)、情報システム(853.8万円)、営業(842.2万円)、総務(839.7万円)となっています。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者
中央大学法学部卒業し、The University of Sheffieldでの短期留学を経験を持つ。卒業後は、東証プライム上場の大手IT企業でキャリアをスタート。その後、厚生労働省の記者クラブで約3年間、医療保険制度や介護・高齢者福祉など社会保障に特化した専門紙の記者として活動。社会保障分野での深い知識と経験を培いました。
現在、株式会社ナビゲータープラットフォームが運営するくらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、金融と社会保障分野の記事を執筆。厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、公的年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、マイナンバー制度に関する情報を幅広く網羅し、政策の変遷、年金受給資格の詳細、最新の貯蓄トレンドに焦点を当てた記事を執筆している。
また年金制度の仕組み、退職金、資産運用や貯蓄、NISA、iDeCoなどをテーマに企画・編集・執筆も行う。
専門的で信頼性の高い情報提供を使命とし、政府の施策から個人の資金管理に至るまで、読者の経済的リテラシー向上に貢献している。厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)など、信頼性の高い官公庁の情報を基に、読者が賢明な判断を下せるよう、日々の生活や将来設計に役立つ情報提供を心掛けている。
更新日:2024年7月22日