【地域別】結婚後の男性の平均月収はいくらか

では、実際に結婚後の男性はどれくらいの収入があるのでしょうか。

ただ一口に「年収が高いほうがいい」と言っても、生活費は地域によって大きく異なりますよね。

都市部であれば住居費や物価、教育費なども高くなりがちですが、郊外や地方になればそこまで高年収にこだわる必要もないかもしれません。

総務省統計局「家計調査報告(家計収支編)-2021年(令和3年)-(二人以上の世帯)」では、地域と都道府県別に世帯主の月の平均的な収入を公表しています。

同調査より、まずは地域別に勤労世帯の世帯主収入(男性のみ・1カ月あたり)を図表で見てみましょう。

出所:総務省統計局「家計調査報告(家計収支編)-2021年(令和3年)-(二人以上の世帯)」をもとに筆者作成

上記を見ると、全国平均は42万1323円。単純に12カ月で計算すると年収500万円ほどです。

しかし「大都市」では平均で月45万円台ですが、「小都市B・町村」では33万円台と月12万円ほどの差があります。


地方別に見ると最も高いのは「関東地方」で46万8181円、次に「東海地方」で43万2049円、「近畿地方」で43万1722円。

一方で東北地方は32万1975円、沖縄地方が24万4432円でした。