1. 国民年金保険料の「国民年金保険料免除・納付猶予制度」とは
国民年金保険料の免除と納付猶予制度は似た制度のようですが内容が異なります。それぞれ詳しく確認しましょう。
1.1 国民年金保険料免除
「本人・世帯主・配偶者の前年所得(1月から6月までに申請される場合は前々年所得)」が一定額以下や失業した場合などに、申請して承認されれば保険料の納付が免除されます。
免除される期間や将来の年金額は以下のとおりです。
- 免除される額:全額、4分の3、半額、4分の1の4種類
- 年金の受給資格期間:算入される
- 将来の年金額:保険料を納めた時に比べて2分の1(平成21年3月までの免除期間は3分の1)になる
1.2 国民年金保険料納付猶予
20歳から50歳未満の方で、「本人・配偶者の前年所得(1月から6月までに申請される場合は前々年所得)」が一定額以下の場合には、申請して承認されれば保険料の納付が猶予されます。
- 年金の受給資格期間:算入される
- 将来の年金額:反映されない
こちらは将来の年金額に反映されないので注意が必要です。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)