人生の約3分の1を年金と貯蓄のみで生活することに

本日は最新の平均寿命と受け取れる年金についてみてきましたが、人生100年時代に65歳で退職した場合、実に人生の約3分の1を年金と貯蓄のみで生活することになります。

「老後は遠い未来」ではなく、確実にくる可能性が高い第2の人生です。その長さを考えれば、少しでも早いうちから対策を立てていく必要があるでしょう。

今はねんきんネットやねんきん定期便などを利用すれば、年金の受給予定額を確認することができます。また、運用益が非課税になるiDeCoやつみたてNISA制度を利用して、私的年金や貯蓄をすることも可能です。

今後も物価上昇など不安定な要素は大きく、老後必要と考えられる金額は大きくなることが予想されます。2022年も残りが短くなってきましたので、少しでも早く、老後について考えてみるのはいかがでしょうか。

普段の貯蓄にあわせて、今使える制度の利用を検討されることで、豊かな老後に少しでも助力できればと願います。

参考資料

足立 祐一