国民負担率の1975~2020年の推移とは
国民負担率とは、所得に対して、税金と社会保障費用をいくら国民が負担しているかの割合を表したもののこと。大きく分けて以下の2種類に分けられます。
国民負担率
- 租税負担率:所得税・住民税のほかに消費税、固定資産税など
- 社会保障負担率:健康保険料・年金保険料など
財務省の資料より、1975(昭和50)~2022(令和4)年の国民負担率の推移について確認しましょう。
国民負担率は1975年の25.7%から1990(平成2)年の38.4%と増え、2013(平成25)年には40%を超え、2022年は46.5%とされています。
「租税負担率」と「社会保障負担率」に分けてみると、租税負担率は年により上がり下がりがあるものの基本的に20%台で推移していますが、社会保障負担率は1975年の7.5%から2022年の18.7%へと右肩上がりです。
個人所得課税や法人所得課税、消費課税、資産課税等などにわけた推移をみると、いずれも基本的には横ばいの中、消費課税はだんだんと上昇しています。
しかし社会保障負担率の上昇に比べると緩やかであることがわかります。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)