4. 厚生年金と国民年金だけで老後の生活費はまかなえるか
先述した通り、会社員の夫と専業主婦の妻で、毎月もらえる年金は22万円ほどでした。
これで老後資金は足りるでしょうか?
生命保険文化センターの調査によると、夫婦2人の老後の日常生活費で最低限必要な月額が平均22.1万円。
最低限必要な生活費でも、年金だけでは赤字です。
さらにゆとりある老後生活のために必要なお金は、平均で毎月36万1000円。
こちらの調査では、ゆとりの上乗せとして「旅行やレジャー」「趣味や教養」「日常生活費の充実」「身内とのつきあい」などをあげています。
老後に趣味や友達付き合いを楽しんだり、夫婦で旅行にでかけたり、子どもや孫にプレゼントをしたり。
そういった一見当たり前に思える老後の楽しみを味わうためにも、年金以外に毎月15万円ものお金が必要なのです。
著者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ58年(696か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、CFP®、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2026年2月7日)。