玄関前や駐車スペースなどはプライベート空間であるとともに、道行く人の目にも触れやすい場所(※編集部注)。センスよく飾られているかどうかで、家全体の印象が決まると言っても過言ではありません。
ただ、家の建て方によっては玄関のまわりに土がまったくなかったり、あってもスペースが狭かったりということも。
そこで今回は玄関前や駐車スペースなど、小さなスペースをステキなガーデンにする方法を紹介します。狭い場所でも育つオススメの植物も見ていきましょう。
【※参考記事】【ガーデニング】秋の草花を「ハンギングバスケット」で楽しむ。窓辺や玄関がお洒落に!
【場所別】小さなスペースにガーデンを作る方法
玄関前
玄関前にはコンクリートやタイルなどが敷かれていることが多く、やや無機質で硬い印象。お客様を迎える場所であるにもかかわらず、花壇も作れずどうしても殺風景になりがちです。
そこで玄関前にはボリュームたっぷりに寄せ植えした大きめの鉢がオススメ。デザイン性の高い植木鉢なら、一鉢あるだけでもオシャレ度満点なフォーカルポイントとなります。
門扉まわり
門扉がある住宅では、訪問者はまずここで足を止めます。表札やインターホンがあり、家の入口となる大切な場所。季節感のある花で、ナチュラルやシックなど家の雰囲気に合わせた植栽にしてみましょう。
背の高いシンボルツリーは視線の広がりを与えてくれます。門扉まわりに土のスペースがない場合は鉢植えの樹木でもかまいません。
玄関アプローチ
門を入って玄関までのアプローチは、外からプライベートな場所に移動するスペース。訪れる人はワクワクしながら、家人は帰宅してホッと一息つきながら歩く場所です。
ゆっくりとカワイイ花をながめながら歩けるように、アプローチに沿って細長い花壇を作ったり、縦長のコンテナを並べたり。ツル性植物をはわせたアーチがあると、空間を区切るのに効果的です。
駐車スペース
広い庭がなくても駐車場はある程度の広さが確保されています。車が出たあとはポッカリとスペースが空いてしまうことに。そこで周囲のちょっとした場所を利用して、ミニ花壇を作ってみましょう。
気をつける点は車の出入りに支障がない場所や、排気ガスが直接当たらない場所に植栽すること。駐車スペースにパーゴラ風の屋根をつけて、ツル性植物をはわすのもステキです。