お気に入りの草花を寄せ植えにして、壁にかけたり吊るしたりして楽しむハンギングバスケット。カゴからあふれんばかりの花々が、ポッカリと宙に浮いて空間を彩ります。

庭だけでなく玄関やベランダなど、さまざまな場所に飾れてオシャレ度もバツグン。一見難しそうに見えるハンギングですが、コツが分かれば初心者でもカンタンです。

今回はハンギングバスケットの作り方を紹介します。ハンギングに向いている秋の草花も見ていきましょう。

ハンギングバスケットとは?

ハンギングバスケットは壁などに掛けるタイプと、フェンスなどに吊るすタイプの2種類に分けられます。壁掛け用の鉢は半円形、吊るす鉢は円形で、素材はプラスチックやヤシマットを敷いたワイヤーなど。

ハンギングバスケット「かける」タイプ

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ハンギングバスケット「吊るす」タイプ

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ハンギングは広いスペースがなくても多くの花を飾れます。普段は見下ろしている草花を下から見上げるので、いつもと違う花の表情を見られるのが醍醐味。日当たりのよい場所に移動できるのもメリットです。

ただ、重くならないように土を少なめにするため乾燥しやすく、こまめな水やりが必要。風の強い日は落ちないように、下に降ろしておくとよいでしょう。