「50歳代の貯蓄」二極化へ
まずは金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和3年調査結果」を参考に、50歳代・二人以上世帯の全体の貯蓄を見ます。
50歳代・二人以上世帯の金融資産保有額(金融資産を保有しない世帯を含む)
一部の富裕層に影響されやすい平均は1386万円、より実態に近い中央値は400万円と大きな差がでました。それだけ50歳代の貯蓄が二極化していることがわかります。
円グラフをみると貯蓄ゼロが23.2%。約半分が貯蓄500万円未満です。
一方で、2000万円以上保有する世帯も約2割います。
定年前の50歳代とはいえ、子育て中は食費や通信費、教育費などお金がかかり、なかなか貯まらないというご家庭も多いでしょう
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)