4. つみたてNISA「後悔しがち」な投資信託4. 安定しすぎている

投資信託と一口にいっても、株式型・債券型・バランス(複合)型などの種類があります。
比較的値動きが大きいのは株式型、値動きが小さいのが債券型です。

値動きは大きくてもなるべく大きい利益を得たい!という人もいれば、そこそこの利益で良いからあまり増えたり減ったりしすぎない方が良いという人もいるでしょう。

人それぞれリスクの許容度がちがうため自分が長く続けていけるものを選ぶのが1番ですが、「つみたてNISAの非課税メリットを最大化する」という視点ではある程度値動きがある方が非課税の恩恵も大きくなりやすいといえます。

5. つみたてNISAのメリットをおさらい

つみたてNISAの最大にして唯一の魅力は、「運用益が非課税」になることです。

出所:金融庁「投資の基本」

一方で、長期間にわたり投資をつづける上で、自由度は低いといえます。

  • 銘柄の選択肢がすくない
  • 投資枠の繰越や再利用ができない
  • 金融機関の変更に各種条件がある
  • つみたてをした年から20年以内毎に「売却か継続保有か」を判断しなくてはいけない 等

よく分からないままとりあえずで始める前に、自分にあった方法なのか考えてみるとよいですね。

参考資料

尾崎 絵実