【70歳代世帯】貯蓄や年金・生活費は平均いくら?働く人は何パーセントか
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日本人の平均寿命は男性81.47歳で女性は87.57歳。これが、厚生労働省が公表する「令和3年簡易生命表の概況」による最新データです。
平均寿命の伸びとともに、60歳以上で働き続けるシニア層も増えていますね。
「生きがい」や「健康維持」など、仕事を続ける理由は人それぞれですが、“働かないと生活に困る”といった場合は、心穏やかではないでしょう。
「日本のシニア世代はお金持ち」などと言われることもしばしばありますが、高齢化社会の進展とともに、そのお金や仕事をめぐる事情は変化してきている様子がうかがえます。
今回は、いまの70歳代以上世帯のお金事情と仕事事情にフォーカスしていきましょう。
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執筆者
ファイナンシャルアドバイザー/ファイナンシャルプランナー/MDRT日本会会員
立命館アジア太平洋大学卒業後、自動車や通信業界にて営業職に従事。その後、ジブラルタ生命保険、株式会社ほけんのぜんぶに入社し、生命保険販売業務に携わる。生活全般に関わるお金の相談に対応が可能で、特に教育費・老後資金の準備、相続の相談などを得意とする。現在は個人向け資産運用のサポート業務をおこなう。表彰歴多数。2020年、2021年度MDRT日本会会員。AFP(Affiliated Financial Planner)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有。