平均年収を業界別に見る
ここからは、業界別に平均年収を確認していきます。
年収500万円以上の業界
- 電気・ガス・熱供給・水道業:766万円
- 金融業,保険業:677万円
- 情報通信業:624万円
- 学術研究,専門・技術サービス業、教育,学習支援業:521万円
- 製造業:516万円
- 建設業:511万円
業界によって、平均年収には差があることがわかります。
まとめにかえて
今回は、日本の平均年収の実態について解説してきました。
日本の平均年収は443万円でしたが、ここ10年で年収は大きくは変わっていないことがわかります。
給与の階級別では、300~400万円がボリュームゾーンとなっていました。今後も値上げは続く可能性がある一方で、年収が上がっていくかはわかりません。
また、医療の発展により平均寿命が延びていく中、長生きすることが「リスク」になる場合もあります。老後になってから慌てないよう、現役時代のうちから貯蓄をコツコツ進めておきたいところです。
参考資料
LIMO編集部
執筆者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ49年(589か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2024年9月30日)。