平均年収を業界別に見る

ここからは、業界別に平均年収を確認していきます。

出所:国税庁「令和3年分民間給与実態統計調査」(2022年9月)

年収500万円以上の業界

  • 電気・ガス・熱供給・水道業:766万円
  • 金融業,保険業:677万円
  • 情報通信業:624万円
  • 学術研究,専門・技術サービス業、教育,学習支援業:521万円
  • 製造業:516万円
  • 建設業:511万円

業界によって、平均年収には差があることがわかります。

まとめにかえて

今回は、日本の平均年収の実態について解説してきました。

日本の平均年収は443万円でしたが、ここ10年で年収は大きくは変わっていないことがわかります。

給与の階級別では、300~400万円がボリュームゾーンとなっていました。今後も値上げは続く可能性がある一方で、年収が上がっていくかはわかりません。

また、医療の発展により平均寿命が延びていく中、長生きすることが「リスク」になる場合もあります。老後になってから慌てないよう、現役時代のうちから貯蓄をコツコツ進めておきたいところです。

参考資料

LIMO編集部