公務員の退職金は会社員といくら違う？厚生年金の平均受給額から老後計画を考えよう

3. 60歳代以上の年金受給額

それでは、その退職金を持って、年金受給が始まるとどうなるのでしょうか。厚生労働省が公表した「令和2年度厚生年金・国民年金事業の概況」によると、60歳代以上の年金受給額は以下のとおりです。

出典：厚生労働省「令和2年度　厚生年金保険・国民年金事業の概況」

※国民年金の金額を含む

このように、60歳代の国民年金の受給額はおよそ5万円代後半で、厚生年金は65歳以降に14万円～15万円程度となっています。

会社員と専業主婦の家庭をモデルケースとした場合、月に夫婦でおよそ22万円前後の金額を受給しているということが分かります。

ただこれはあくまで平均であるため、ご自身の家庭ではいくら受給できるのかは調べたほうがいいでしょう。