2. 65歳以上「働く世帯vs無職世帯」月の生活費はいくらか
先程の資料より、それぞれの家庭の月の消費支出も見てみましょう。
2.1 夫婦のみの世帯(世帯主が65~74歳、有業者のいる世帯)平均年齢69.8歳
27万303円
2.2 夫婦のみの世帯(世帯主が65歳以上、有業者のいない世帯)平均年齢77.2歳
23万5018円
上記は消費支出のみのため、社会保険料や税金といった非消費支出をあわせると有業世帯で月約30万円、無職世帯で月約26万円ほどの支出と考えられるでしょう。
世帯の支出を比べると、その差は3~4万円ほど。有業世帯では仕事に行くことでお金がかかったり、収入があるという余裕から生活費が増えることもあると思われます。
年間でみると、働く世帯と無職世帯の消費支出は約50万円ほど違います。
ただ年間収入の差は約150万円でしたから、有業世帯は貯蓄がその分できると考えられるでしょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)