「平均年収」過去30年間と10年間の推移をグラフで見る

令和3年の平均年収は去年より上がりましたが、より長い目で推移をみるとどうでしょうか。

まずは厚生労働省の資料より、1989~2018年からの推移を確認します。

出所:厚生労働省「図表1-8-2 平均給与(実質)の推移(1年を通じて勤務した給与所得者)」

推移を見ると2007年以前は平均年収が400万円代後半でしたが、2008年以降は400万円台前半で推移しています。

出所:国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」

国税庁の資料より2011~2021年の推移をみると、最も低くて2012年の408万円でした。

2021年の443万円はここ10年間で最も高く、コロナ前に最も高かった2018年の441万円を超えています。