子どもの成長に合わせた働き方の変更がカギか

今回は第1子が「未就学児・小中学生・大学生」のご家庭のそれぞれの家系事情を確認しました。

第1子が小中学生までは月の消費支出が20万円台でしたが、大学生になると40万円台と大きく上がりましたね。やはり子どもが大きくなると月の支出が増えることがわかります。

それにあわせて世帯年収も上がっているため、共働きが主流の現代では、お子さんの成長に合わせて女性が働き方を変化させることが家計にも影響をおよぼすと言えるでしょう。

ただ、2022年10月にはパートの社会保険の適用が拡大されます。106万円の壁の対象が広がり、2年後にはさらに対象が増えます。

また、現代は60歳代でも働く方が多い時代です。年金や老後への不安が大きい現代では、長く働きたいと考える方も多いでしょう。

お子さんが大きくなればどうしても生活費や教育費が増えるものです。今は難しくても、長く働き続ける方法について、女性も考えていきたいですね。

参考資料

宮野 茉莉子