2. 「年金保険料の未納者」を待ち受ける最悪のシナリオ
もし年金保険料を支払わないで放置してしまうと、どのようなリスクがあるのでしょうか。将来の年金が減る、あるいは全く無くなるというのは、想像がつくかもしれません。
しかし、それ以外にもリスクはあるのです。
日本年金機構の「平成30年度の業務実績の評価」によると、2018年度においては「控除後所得 300 万円以上かつ未納月数7月以上の滞納者に督促を実施する。」とされています。
それでも悪質な滞納が続いた場合、国税庁へ滞納処分等の権限を委任することになります。
実際、2018年度時点における取組状況は次のとおりとなっています。
税金と同じように、最悪の場合は差押の対象となるのです。1万件以上が差押となっていることから、軽い気持ちで未納にするリスクの大きさがわかります。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)