5. 厚生年金をもらう前から「不労所得」で貯蓄を進めてFIREを狙う
会社員の場合、将来厚生年金を受け取ることになります。下のグラフからも読み取れるように、厚生年金は個人差が大きいことも特徴の一つです。
大半の人にとっては、年金収入だけではゆとりのある老後を過ごすのはなかなか難しいでしょう。
特に若くしてFIREを目指すほど、厚生年金の加入期間が短くなるため、老後の収入保障である公的年金額も少なくなります。
長い人生を歩む中で、将来の物価上昇リスクや老後の年金という観点も忘れずに、老後に向けた資産形成を進めておくことが大切です。
「会社を辞めることをゴールとせず、その後にやりたいことがあるかどうか」がFIREの成功の鍵とも言われています。
「早期退職」を目的にするのではなく、自分が本当にやりたいことをするためという具体的なビジョンを持つことが大切です。
まずは、ご自身のライフプランをじっくり検討する時間をつくるのはいかがでしょうか。
参考資料
仲宗根 梨世
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