4月は、2カ月に一度の公的年金の支給月です。

昨今、食料品や光熱費など、日々の暮らしに関わる物価の上昇が続いており、年金収入だけでの生活に不安を感じているシニア世代の方も少なくないでしょう。

そうした状況のなかで、生活を支えるための一つの制度として「年金生活者支援給付金」があります。

この制度は、公的年金の受給者の中でも、所得が一定の基準を下回るなど、特定の条件を満たす方々に対して、年金額に上乗せして給付金が支給される仕組みです。

この記事では、どのような方が年金生活者支援給付金の対象となるのか、平均でいくら程度受け取れるのか、そして申請はどのように進めればよいのか、といった具体的な点について、最新のデータを交えながら分かりやすく解説していきます。

1. 年金にプラスアルファで支給「年金生活者支援給付金」とはどんな制度?

年金生活者支援給付金制度は、年金を受給している方々の生活を支援する目的で2019年にスタートしました。

支給要件を満たす対象者には、2カ月に1回、公的年金の支給日に合わせてこの給付金が支給されます。

この給付金には3つの種類があり、受給している基礎年金の種類によって「老齢年金生活者支援給付金」「障害年金生活者支援給付金」「遺族年金生活者支援給付金」に分類されます。

それぞれの基礎年金受給者のうち、定められた所得要件などを満たす方が給付の対象となります。