3. 年収別の値上げによる家計負担はいくらか

住民税非課税世帯への5万円給付が決定されましたが、帝国データバンクの調査を確認すると、年収別の負担割合を見るとやはり低所得者層への家計負担が重くなっています。

3.1 【年収別】家計負担額(年)・年消費支出額に占める負担割合

  • 329万円未満:5万1423円・2.3%
  • 329~459万円未満:6万2951円・2.2%
  • 459~624万円未満:6万9906円・2.2%
  • 624~860万円未満:7万4466円・2.0%
  • 860~1075万円未満:8万867円・1.9%
  • 1075万円以上:8万9150円・1.7%

※帝国データバンク調べ

年収が上がるにつれて負担額も上がりますが、負担割合をみると年収1075万円以上が1.7%に対し、329万円未満では2.3%との推計で、低所得者層で大きいのがわかります。