年収の男女差は今後縮まるか

平均年収についてさまざまな角度から見てきました。

現代は共働き世帯が主流となっており、働く女性も増えています。基本的には特にパートタイムで働く女性が増えているため、パートの方が増えると平均年収を下げる可能性もあります。

ただ2022年10月からはパートの社会保険適用が拡大し、2024年にもさらに拡大します。正社員で働き続ける女性も増えており、また社会保険適用拡大を受けて、働く時間を増やす女性も増えると考えられるでしょう。

一方で男女間賃金格差が他国に比べて大きいため、この部分が変わらないと平均年収もなかなか上がらないかもしれません。引き続き動向を見守っていきましょう。

参考資料

宮野 茉莉子