日本の男女間賃金格差、他国に比べて大きく
財務省の「男女間賃金格差の国際比較と日本における要因分析」によれば、男性の1人当たり報酬に対する女性の1人当たり報酬の比率を計算すると、日本は2015年で59.0%です。
G7平均(カナダを除く)は82.2%となっており、いかに日本で男女間賃金格差があるかがわかります。
フルタイムの所得階層別での男女間所得格差も見てみましょう。
日本はどの所得階層でも男女の所得格差が大きく、たとえば中間グループではG7平均(カナダを除く)が85.1%のところ、日本は76.5%です。
特に低所得グループでは、他のグループで日本よりも低かった韓国よりも格差が大きくなっています。
※高所得グループは男女の上位10%タイル同士、中間グループは中央値同士、低所得グループは下位10%タイル同士で比較したときの、男性に対する女性の所得の割合。対象はフルタイム労働者及び自営業者。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)