4. 老後の備え、今からできる対策を

何歳まで働き、何歳から年金を受給するのかの選択で年金額は変化するため、老後を見据えて、現役時代から働き方を変えることも大切です。

また、同時に進めたいのが、老後に向けた資産形成です。国の税制優遇制度や民間の個人年金保険など選択肢はさまざまです。預金金利ではふえない時代、投資の第一歩としてお得な制度を活用してみてはいかがでしょうか。

今年5月には、個人型確定拠出年金(iDeCo)の改正があり、利用しやすく見直しがされました。自分の目的に合った方法を見つけ、少額からでもコツコツ積み立てていくとよいでしょう。

将来に向けた具体的な行動が、老後の不安の解消に繋がるでしょう。

参考資料

仲宗根 梨世