2. 過去問を取り入れた現実的な学習計画を作る
中学受験では複数校を受けるため、各校の合格を引き寄せるには過去問を解いて傾向を把握したり慣れることが不可欠です。
塾で出される宿題の他に、独自に苦手科目対策や過去問に取り組む必要があります。
受験校が多ければ多いほど過去問に時間を割くことになるため、第一志望と第三希望を全く同じペースで解くとあっという間に時間がなくなります。
本番までの貴重な時間を有効活用するためにも、過去問を解く際は学校別に優先順位や事前に「この日は第二志望の中学の過去問を解く」と決めておきましょう。
そして、受験時間や科目の順番も本番さながらで解き、丸付けをして間違えたところは「なぜ間違えたのか」とプロセスをしっかり確認していくことが大切です。
秋以降に本格化する「過去問を解く」はダラダラと脈絡もなく解いていては身になりません。入試日が決まっている以上、本番までさらに合格に近づくために過去問を取り入れた学習時間や学習計画を作り直しをしてください。
学習計画を見直す際、本番まで近づいていることから焦って実現不可能な計画を立てないようにしましょう。塾の宿題や子どもの体調の変化も起こりえます。
「確実に取り組める」ということを第一に見直してみてください。