2.2 貯蓄下手の人にありがちな特徴2:人生でのあらゆるリスクを考えていない

「今を生きる」とても魅力的な言葉です。自分の欲に従って刹那的にあらゆるものを満たす、その状態で人生終えたらそれはとても幸せです。

しかし、生きていく上で様々なリスクを想定することはとても大切です。

もし明日事故にあって介護状態になったら、病気になってしまったら・・・収入はどうなるでしょうか。間違いなく生活は一変します。

近年では「長生きリスク」という言葉もあります。医療医学の発達などで平均余命は伸びているにもかかわらず、公的年金は減っています。

何にお金を使っているのかわからないという方はまずは支出を見直し管理することが重要です。

ライフイベントの変化や様々なリスクを想定し収入と支出のバランスを考え、少しずつでも貯蓄していくよう心がけましょう。

2.3 貯蓄下手の人にありがちな特徴3:忍耐力がない

効率的に将来資産を形成していきたい場合は長期積立て運用をすることが手段の一つになります。

しかし、投資にはリスクが伴います。実際に投資をはじめて世界情勢が悪化し相場が大きく下落した場合は投資した資産も目減りします。

そんなとき、自分が想定していたシーンと比較し少しでもネガティブな状況に直面すると、「おもっていたのと全然違う」というような反応を示す人がいます。

そして「もっと損してしまうかもしれない」という心理状態に陥ってしまった結果、運用をやめてしまいます。

忍耐力がない方は、長期で継続的に資産を作るということに関しては、途中でくじけてしまうというケースが多いように感じます。

投資をしている限りずっと良い状態で資産が殖えていくことはありません。持っている資産が目減りしている時は、逆に同じ積立金額で多く資産を買っていると考え、我慢強く続けることが大切なのです。

ビジネスと同様に、お金を貯めるということに関しても忍耐が必要だといえそうです。