50歳代の貯蓄平均「2000万円以上」は3割程度
ここからは50代の実際の貯蓄状況を見ていきます。各年齢層には、貯蓄額が「100万円以下」の世帯が一定数存在する一方で、「4000万円以上」の世帯も存在します。同じ年齢層でも、貯蓄額はピンキリです。
それでは、50代の貯蓄分布を見ていきましょう。
このグラフからもわかるように、50代の貯蓄は二極化しています。 「100万円未満」「4000万円以上」の世帯はそれぞれ10万以上あります。
2019年の金融庁の報告書に端を発した「老後2000万円問題」と同額以上を持っているのは約30万世帯で、3割ほどとなっています。