世帯年収、いくらが「ふつうの家庭」?
総務省「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2021年(令和3年)平均結果」から働く二人以上世帯にしぼると年間年収の平均は749万円となっています。
互いに年収300万円後半、年収400万円台と300万円台などふたり分の収入をあわせたと考えれば、高すぎる世帯年収ではないでしょう。
とはいえ、日本では年功序列の給与システムが根強いため世代間のギャップが出てしまうことがあります。
ここでは、世帯主の年齢別の世帯年収もみておきましょう。
年齢別!世帯年収をチェック
- ~29歳:595万円
- 30~39歳:666万円
- 40~49歳:759万円
- 50~59歳:878万円
- 60~69歳:675万円
- 70歳~:537万円
社会人になったばかりの20代はまだ毎月の給与やボーナスも少ないことが多いため、世帯年収が低くなってしまうのは仕方がないといえます。
最も世帯年収が高くなるのは50代で平均878万円となっていますが、そのうち女性が仕事を続けている世帯はどのくらいの割合なのでしょうか。
年齢別!女性の有業率
- ~29歳:49.5%
- 30~39歳:54.5%
- 40~49歳:60.6%
- 50~59歳:58.5%
- 60~69歳:46.0%
- 70歳~:23.1%
全体をとおして半数近い割合、なかでも40~59歳の間は約6割となっています。