おわりに
年収600万円の世帯が負担する健康保険料を見ていきました。株式会社Hajimariの調査によると、フリーランスとして働く方の年収は800万〜1000万がボリュームゾーンとのことなので、さらに負担が高まるでしょう。
公的な制度は、本来国民の生活を支えてくれるものです。健康保険がなければ適切な医療が受けられない可能性もあります。
メリットを享受するためとはいえ、決して安くないのが国民健康保険料です。働き方を考えるときには、さまざまな制度や「負担を軽減する方法」を知っておきましょう。
参考資料
- 株式会社Hajimari「【ITプロパートナーズ独自調査】フリーランスの年収は?意外な調査結果を公開中!」
- 厚生労働省「国民健康保険の保険料(税)の賦課(課税)限度額について」
- 全国健康保険協会「令和4年3月分(4月納付分)からの健康保険・厚生年金保険の保険料額表」
- 渋谷区「保険料試算」
- 厚生労働省「国民健康保険の保険料・保険税について」
太田 彩子