平均所得「400万円以下」が4割超の衝撃

所得金額階級別に世帯数の相対度数分布をみると、「300~400万円未満」が13.4%、「200~300万円未満」が13.3%、「100~200万円未満」が13.1%と多くなっています。

出所:厚生労働省「2021年 国民生活基礎調査の概況」

中央値(所得を低いものから高いものへと順に並べて2等分する境界値)は440万円ですが、平均所得金額(564万3000円)以下の割合は61.5%となっています。

また、平均所得400万円以下の割合は40%を超える結果となりました。所得にはかなりばらつきがあることがわかります。