50代が782万7000円で最多!世帯主の年代別の所得

世帯主の年齢階級別に1世帯当たり平均所得金額をみると、「50~59歳」が782万7000円で最も高く、次いで「40~49歳」、「30~39歳」となっており、最も低いのは「70歳以上」の418万8000円となっています。

出所:厚生労働省「2021年 国民生活基礎調査の概況」

世帯人員1人当たり平均所得金額をみると、「50~59歳」が303万7000円で最も高く、最も低いのは「70歳以上」の204万3000円となっています。

高齢者世帯の約4分の1が総所得=公的年金・恩給に

各種世帯の所得の種類別1世帯当たり平均所得金額の構成割合をみると、全世帯では「稼働所得」が71.3%、「公的年金・恩給」が20.2%でした。

高齢者世帯では「公的年金・恩給」が62.3%、「稼働所得」が21.5%となっています。

また、公的年金・恩給を受給している高齢者世帯のなかで「公的年金・恩給の総所得に占める割合が100%の世帯」は24.9%となっています。