1. 年金の繰下げ受給。国民年金と厚生年金の仕組みも確認
まずは日本の公的年金のしくみを確認します。
日本の年金は1階部分が「国民年金」、2階部分が「厚生年金」となっています。
国民年金には自営業や専業主婦の方が、厚生年金には会社員や公務員などが国民年金に上乗せして加入します。
国民年金(基礎年金)と厚生年金ともに、65歳からの受給が一般的です。
ただし、両方とも66〜75歳まで繰上げて受給することが可能です。繰り下げた期間によって年金額がひと月0.7%増額され、その増額率は一生変わりません。
国民年金と厚生年金は別々に繰り下げることも、また、どちらか片方だけ繰り下げることも可能です。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)