親の介護と自身の老後資金という2つの問題を抱える前に行動しよう
2025年には、65歳以上の5人に1人が認知症を発症するといわれています。
厚生労働省の「2019年の国民生活基礎調査の概況」によれば、介護が必要となった主な原因は、「認知症(24.3%)」が最も高く、次は「脳血管疾患(脳卒中)(19.2%)」、その次は「骨折・転倒(12%)」となっています。
「まだまだ元気で介護の心配など全然していなかった」と思っていても、高齢になれば起こるかもしれない病気、ケガではないでしょうか。
実際、「介護問題について考えたくない」と感じることもあるかもしれませんが、避けて通ることはできません。親の介護が始まれば、時間の拘束や働き方の変更など、さまざまな問題を抱えることになるでしょう。
そうなる前に、自分の老後資金についての悩みを解消するための行動へと梶を切りましょう。
まとめ
40~50歳代になれば、介護問題や老後資金などは、誰もが抱える問題です。
大きくなる前に行動に移すのが、より賢明な判断ではないでしょうか。
参考資料
- 厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和3年調査結果」各種分類別データ
- 厚生労働省「2019年の国民生活基礎調査の概況」
舟本 美子