つみたてNISAの対象年齢「未成年者」まで拡大を要望

先述の通り、税制改正要望に「NISAの抜本的拡充」が盛り込まれました。

要望の主なポイント

出所:金融庁「令和5(2023)年度税制改正要望について」(2022年8月)

  • 制度の恒久化
  • 非課税保有期間の無期限化
  • 年間投資枠の拡大
  • 非課税限度額の拡大
  • 安定的な資産形成を促進する観点から、長期・積立・分散投資によるつみたてNISAを基本としつつ、一般NISAの機能を引き継ぐ「成長投資枠(仮称)※」を導入
  • つみたてNISAの対象年齢を未成年者まで拡大

「貯蓄から投資へ」という流れを、国全体に広げていこうとしていることがわかりますね。人生100年時代、貯蓄を若いうちから進めていけるように、今後制度が整っていくかもしれません。

それでは次から、年代別に貯蓄額を見ていきましょう。