利用していない預金に対する金融機関の対応

最近では、休眠預金ではなくても、一定の期間取引のない預金に対して手数料を徴収する金融機関も出てきています。メガバンク3行では、以下のような手数料を導入しています。

三菱UFJ銀行

2021年7月1日以降に開設し、2年以上利用のない普通預金について、「未利用口座管理手数料」を年間1320円徴収。

三井住友銀行

2019年3月以降、3年以上通帳の記入を行っておらず、キャッシュカードが発行されている普通預金に対しては通帳での取引が行えなくなります。

また、2021年4月1日以降に開設したインターネット口座で2年以上取引のない普通預金について、原則として年間1100円の手数料を徴収。さらに、紙の通帳を利用する場合、年間550円の手数料を徴収。

みずほ銀行

2021年1月18日以降に開設した口座で、毎年1月末時点で1年以上取引のない口座については、通帳不要のインターネット口座へ変更。さらに紙の通帳発行希望者に対して1100円の発行手数料を徴収。