3. マネープランは平均だけで考えるのはタブー

老後のお金を考えるとき、「平均」だけを頼りにするのはタブーとされます。平均は一部の大きな値に引っ張られる傾向にあり、実態を表しているとは限らないからです。

特に年金や退職金はピンキリと言われているので、必ず自分の目安額を知るようにしましょう。

年金や退職金といった収入の目安がつかめれば、今度は支出も計画します。例え厚生年金が平均並みの14万円もらえるとわかっても、この金額で暮らせるかどうかはまた人によって違います。

家族構成、貯蓄、持病、持ち家の有無でも変わるでしょう。今の生活水準をどこまで落とせるのかもイメージし、収支を考えることが大切です。

その上で、必要となる老後資金についてシミュレーションを始めてみましょう。

参考資料

太田 彩子