日本の平均年収は400万円台は本当か
国税庁「令和2年分民間給与実態統計調査」によれば、1年を通じて勤務した給与所得者数は5245万人であり、その平均給与は「433万円」です。
2010~2020年の平均給与の推移を確認しましょう。
平均給与2010~2020年の推移
- 2010年:412万円
- 2011年:409万円
- 2012年:408万円
- 2013年:413万6000円
- 2014年:415万円
- 2015年:420万6000円
- 2016年:421万6000円
- 2017年:432万2000円
- 2018年:440万7000円
- 2019年:436万4000円
- 2020年:433万1000円
上記を見てわかる通り、過去10年間では2012年の408万円を底に、2018年には約440万円まで上がったものの、基本的に400万円台前半で推移していることがわかります。
ちなみに男女別でみると、給与所得者数は男性3077 万人、女性2168万人。平均給与は男性532万円、女性293万円と、男性の給与所得者数が多い一方で、女性の平均給与が200万円以上低いという特徴があります。
さらに正規の平均給与は496万円、非正規176万円となっており、このあたりも平均給与に影響してくるでしょう。