1989~2018年の平均給与も400万円台で推移
では30年間の日本の平均給与の推移を見ましょう。
以下は厚生労働省による、国税庁「民間給与実態統計調査」のうち、1年勤続者の平均給与を2015年基準の消費者物価指数(持ち家の帰属家賃を除く総合)で補正した平均給与(実質)の推移です。
グラフをみると、全体を通して年収400万円台で推移しているのがわかります。
年収400万円台といっても1989~2007年までは400万円台後半でしたが、リーマンショックが起きた翌年の2009年以降、400万円台前半で推移しています。
同じ400万円台といっても、30年以上で見ると平均年収は下がってしまっていますね。