5. 老後資金の対策を早めにする

現在年金を受給している世代の受給額について、状況を調べてみました。20万円以上受け取っている女性の割合は約1.3%です。この割合は、働く女性の数が増えるにつれて増えるかもしれません。

一方、働き方の多様化が進む中、独立し、フリーランスに転身する人も少なくありません。

誰にでも老後はやってくるので、将来に向けて老後資金を準備することが大切です。まずは、ねんきんネットなどで、おおよその年金受給額を調べるといいでしょう。

また、老後のために貯めるお金は、他の貯蓄と区別することが大切です。

一つの口座で管理すると、急な出費で取り崩すことになる恐れがあります。教育資金や年金資金など、使い道がはっきりしているものは別口座にすることをおすすめします。

また、退職するまでの期間を利用して資産運用を行うという方法もあります。複利の効果を得れば、元本が増えるというメリットもあります。

それぞれの貯蓄方法は、「人によって向き不向き」や「リスクの大きさ」が異なる。まずは情報収集から始めて、自分なりの道を探してみてはいかがでしょうか。

参考資料

齊藤 慧